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☆INDEX☆
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  1. 自著を語る『えびな書店 店主の記』  蝦名 則
  2. 『和本への招待―日本人と書物の歴史』 橋口 候之介
  3. 「リブロが本屋であったころ」について 中村 文孝

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━━━━━━━━━━━【自著を語る(58)】━━━━━━━━━━

自著を語る『えびな書店 店主の記』

                   えびな書店 蝦名 則

 いつからか自家目録「書架」にあとがきを書くようになった。
初めは格別に書きたい思いがあったに違いない。ところが注文葉書
の欄外に「あとがきを楽しみにしています」等と書かれると「書き
たい」より「続けなきゃ」の強迫観念にさいなまれて、交換会で買
った資料、海外での仕入の話、パリへの呪詛とベルリン讃歌、偏愛
する音楽家のこと、旅、そして尊敬する人の追悼文、愛する書画ま
で、「店主記」として休まず書き継ぐことになった。

 一方で知人の画家・牧野伊三夫さんが主宰する同人誌「四月と十
月」には長く「美術の本」という連載を続けてきたが、ある時「特
別寄稿」として「ピエロ・デッラ・フランチェスカの旅」を書かな
いかと誘いを受けた。ピエロと云えば早くに死んだ有元利夫が愛し
た画家だが、私も又魅せられて遂には「全作品鑑賞」の宿願を抱い
て旅を重ねていたのだった。その他、開業からある時点迄の歩みの
記録(本ではこれが巻頭に来ている)、雑誌社に頼まれた青山二郎
の装幀の歩み等で本書は構成されることになった。私のあとがきと
家内の「追い書き」は不要だったかも知れないが、「追い書き」は
案外に好評で、私も改めて読んでみると、つかず離れずながら見守
ってくれている様子が暗示されているのがいいらしい。

 判型は何というのだろう、文庫判を一回り大きくしたサイズで白
いカバーがついている。書名や著者名等はすべて牧野さんの書き文
字で、絵は我が家で食べた「にしん漬」という漬物を描いている。
昭和の匂いのする装幀である。出版後の現象で一番驚いたのは、神
保町の東京堂書店の週間ベストセラーでいきなり二位に入り、二週
目は一位になったこと。教えられて見に行くと一位の大きなプレー
トの陰に隠れるように展示されていたが、悪質な冗談なのではない
かと思った。それでも人間である。三週目もベストテンに残れるよ
うに祈願して、五冊自分の本を買った。(その甲斐あって五位を確
保!)

『えびな書店 店主の記』蝦名 則著 
  (港の人刊 1,200円本体価格・税別)好評発売中
    http://www.minatonohito.jp/products/111_01.html

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━【自著を語る(59)】━━━━━━━━━━

『和本への招待―日本人と書物の歴史』

                       橋口 侯之介

 最近は書籍の電子化が話題になっている。もはや避けがたい勢い
だが、ひとつ気になることがある。それを進めようとする人も、抵
抗する人も、「本とは何か」を十分につきつめていない。議論が深
まらないまま、欧米の動きに翻弄されているだけである。

 便利になる側面を否定しないし、新しい知識の導入にもつながる
だろうから電子化にも良い側面はある。しかし、どこかで犠牲にな
ることもあるはずである。それが古書店にも影響を与える恐れもあ
るので、推移をよく注視しておくべきだろう。

続きはこちら
  http://www.kosho.ne.jp/melma/1107/index-1.html

 

『和本への招待』橋口 候之介著
  (角川学芸出版刊 定価(税込):1680円)好評発売中!
  http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201001000449

 


 

━━━━━━━━━━━【自著を語る(60)】━━━━━━━━━━

「リブロが本屋であったころ」について

                        中村 文孝

 それにしてもヒトの記憶(わたしだけのことなのでしょうが)と
いうものはいい加減なもので、自分に都合のいいようにしか覚えて
いないことがよくわかりました。
  刊行してから、幾人かの方から名前や、事実関係の一寸したこと
について「違うよ」とのご指摘を受けました。ただ指摘されたこと
が、こちらの記憶と照らし合わせても「そうだったのかなあ」とい
うのが正直なところで「そうじゃない」とはっきり言えないのもつ
らいところで、スマンスマンといって、詫びと言い訳にします。
  忘れてしまっていたものを脳みそのヒダを無理に広げて引き出す
のだから、若干無理からぬ部分があるにせよ、我ながら情けなく、
以後充分に年を重ねて、半ボケ状態であることを自覚することにし
ました。

続きはこちら
  http://www.kosho.ne.jp/melma/1107/index-2.html

 
『リブロが本屋であったころ 出版人に聞く4』 中村 文孝著
  (論創社刊、定価(税込):1,680円) 好評発売中
    http://www.ronso.co.jp/

 

 

━━━━━━━━━━━━【次回予告】━━━━━━━━━━━━

 小山 力也 
   古本屋ツアーインジャパン2011年前半を振り返って
    http://blogs.dion.ne.jp/tokusan/

『本の世界に生きて50年』 能勢 仁著
  (論創社 1600円 本体価格・税別)好評発売中!
   http://www.ronso.co.jp/

『書物奇縁』久松 健一著
  (日本古書通信社 税込1260円)好評発売中!
     http://www.kosho.co.jp/kotsu/


 

━━━━━━━━━━━━【お知らせ】━━━━━━━━━━━━

本は崩れず 草森紳一写真展 開催

草森紳一が撮影した蔵書の写真などを中心に、その他テーマ別に
自身が整理していた箱を展示致します。

日時: 8月8日(月)〜8月20日(土)まで
時間: 13時〜20時(8月8日は18時30分まで)
定休日:日曜日
入場料:500円

場所:森岡書店
    東京都中央区日本橋茅場町2−17−13
      第2井上ビル 305号
Tel: 03-3249-3456

リンク: http://moriokashoten.com/


 

━━━━━━━━━【日本の古本屋即売展情報】━━━━━━━━

 7月〜8月の即売展情報
http://www.kosho.or.jp/servlet/sokubai.ksB001

携帯電話からも見られるようになりました。。
http://www.kosho.or.jp/public/spotsale/mobileList.do

 

 

 

━━━━━━━━【日本の古本屋からお知らせ】━━━━━━━━

 平素は「日本の古本屋」をご利用いただきまして、
  誠にありがとうございます。

 「日本の古本屋」では、8月11日頃から携帯電話で
  ※古書検索ができるようになります。ご利用下さい。

  ※古書検索のみで、ご注文はできません。
    お手数ですが、ご注文の際はパソコンをご利用下さい。
  


 

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日本の古本屋メールマガジンその105 2011.7.25

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     東京都千代田区神田小川町3−22 東京古書会館
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【発行者】
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