書画幅・近代文学・肉筆・版画
1/2 書名 解説 著者 刊行年 冊数 価格
1 大般若波羅蜜多経巻第二百廿七　東大寺経　祐慶（有慶か）筆　平安後期写 函　虫喰裏打ち 1巻 150000
2 後陽成天皇第六皇子尭然親王筆「歌合」 函　少虫　二巻の内一巻が「妙法院宮尭然法親王」筆。尭然親王（１６０２〜１６６１）は三度天台座主を務め、和歌を能くし、「禁苑春来早同詠和歌」などの著作がある。もう一巻には「竹中阿里寸衛」とある。こちらは筆者不詳。箱書は天明六年・正雅堂貞風、明治二四年・栗 2巻 300000
3 細川忠利自筆書状　御宿所宛 函 1幅 250000
4 細川忠利自筆書状　主馬宛　たくみ 虫損有　捻封　彼者の知行について、三斎様も御存じなのでめしかえくだされ云々 1通 200000
5 細川忠利書状　元和九年九月十四日 切継紙　虫喰有　豊前小倉城主時代　加々山主馬宛　近衛殿のことなど 1通 250000
6 細川忠利書状　十二月十日 折紙　虫喰有　大安寺宛、加々山主馬まいる　明日、大安寺へ参ること 1通 180000
7 細川忠利書状　寛永十一年か　六月四日 小切紙　肥後熊本城主の頃と思われる　加々山主馬、高見権右衛門宛　　土井利勝らへ急の書状を届けるよう命じた書状　この少し前五月二十九日に三斎は八代を発して京へ向かい、六月二十日に忠利とともに二条城で将軍に謁見している。この書状はおそらくそのことと関係して 1通 150000
8 細川忠利書状　寛永十一年か　六月五日 折紙　加々山主馬、高見権右衛門宛　　豊永賢斎へ急の書状を届けるよう命じた書状　この後、六月二十日の二条城での将軍謁見に関係した書状か 1通 250000
9 細川忠利差紙　寛永十一年か　六月五日 小切紙　加々山主馬宛　「江戸へ之飛脚三人か、四人可遣候、以上」 1通 35000
10 細川忠利書状　寛永十一年か　日付なし 小切紙　加々山主馬、高見権右衛門宛　　六月五日は届いたとのこと、おそらくは豊永賢斎宛の書状のことか 1通 80000
11 細川忠利差紙　七月十七日 小切紙　加々山主馬宛　　豊後速見郡の荻原殿知行のこと 1通 100000
12 細川光利公和歌短冊　光尚公　「春の夜乃・・・」 　 1葉 65000
13 古今和歌集　巻第十　備前岡山藩主池田綱政筆　極札三枚入　文政七年の函書 共函　古表具　裏打補修 1巻 200000
14 榊原職直書状　藤本伊左衛門宛 長崎奉行　職直は奉行職在任中、唐貿易を長崎一港に限り、邦人の海外渡航を禁じ、長崎付近在住の混血児二八七人を放逐し、南蛮人を出島の屋敷に篭居せしめた。また島原の乱に奮戦し新院御所守衛となり飛騨守と称した。 1通 150000
15 太宰春臺詩書幅 函　横物　江戸中期の儒学者。延宝八年生。 1幅 100000
16 片岡朱陵詩書巻　毛筆二十六行　無名無款 　 1巻 70000
17 細井広沢詩書巻 長巻　上表具　函　江戸中期の書家、儒者。万治元年遠州掛川に生。江戸で書方を北嶋雪山に学ぶ。 1巻 120000
18 細井広沢詩書巻　春江花月夜 長巻　上表具　函 1巻 120000
19 秋山玉山詩書幅　隷書 函　稀品 1幅 90000
20 秋山玉山書幅 晩年の書付　仮表装 1幅 80000
21 秋山玉山書状幅　内膳宛　冒頭二行少欠 函 1幅 80000
22 池辺丹陵書まくり　時習館助教 　 1面 10000
23 大城壺梁詩書幅 四行 1幅 120000
24 富田大鳳詩書巻　巣寉亭序 大巻　江戸中期、熊本の儒家。宝暦十二年鹿本郡稲田村に生。再春館師役。その思想は後年肥後勤皇党に大きな影響を与えた。 1巻 200000
25 富田大鳳詩書巻　「蕃滋主人病新愈」　毛筆十行　「蕃滋園裡再生春云々」 　 1巻 120000
26 長岡監物書状　長（長岡）隼人（刑部家）宛 長文七十二行 1通 25000
27 長岡監物書幅　二行　監物七代是福 　 1幅 65000
28 米田松洞詩書幅 牡丹詩 1幅 60000
29 米田松洞試筆 詩書　上表具　函 1幅 150000
30 米田松洞詩書幅 紙表装　小品　函 1幅 25000
31 米田松洞扇面幅　扇面二面　詩書・松洞、画・東山 少染み　函 1幅 35000
32 米田松洞小切紙 　 1枚 10000
33 小堀水翁書状　園久兵衛？宛 小堀流遊泳術師範　小堀清左衛門　封付 1通 15000
34 田能村竹田書簡額　（八代）玉泉寺宛　大分県先哲叢書竹田書簡篇未載 草刈樵谷読み、裏書き有 1額 580000
35 梁川星巌詩書幅　八幅対 二函 8幅 380000
36 伝亀井南冥書幅　無名無款 函 1幅 30000
37 嵯峨朝来書幅 書付 1幅 45000
38 中島広足歌幅 函 1幅 60000
39 中島広足自画賛幅 函 1幅 60000
40 垣塚東皐書幅 二行 1幅 45000
41 月照画賛幅 函　本紙１３２×３０ｃｍ　全体１９０×４２ｃｍ　正名・忍向　幕末の勤皇僧。安政の大獄の際、西郷隆盛と共に錦江湾に入水し寂す。 1幅 100000
42 佐々友房書状　園哲雄宛 ４通は封筒付 8通 38000
43 西郷従道書幅 　 1幅 80000
44 元田永孚詩書巻 長巻　函 1巻 80000
45 佐田介石自画賛幅 函 1幅 60000
46 佐田介石書簡 額装　清水純畸宛　封筒付。　明治十四年七月一日。死の前年、京都の宿泊先より。 1額 80000
47 平野五岳詩書幅　七絶　明治二十三年 小品　函 1幅 65000
48 貫名海屋詩書幅　菊　七絶 函 1幅 100000
49 杉浦重剛書幅　二行書 紙箱 1幅 45000
50 杉浦重剛書幅　二行書 明治大正の教育家。安政二年近江膳所藩の儒家に生まれる。 1幅 60000
51 高橋長秋書幅 詩幅　横物 1幅 45000
52 巌谷一六書幅 二行　香霧　秋　紙箱 1幅 50000
53 岡松甕谷書捲り 二十行　２９×９４ｃｍ 1枚 30000
54 渋江晩香書簡幅　明治初期菊池神社宮司 紙箱 1幅 15000
55 羽田真足歌幅　明治期、肥後歌壇三足の一人 自画賛　紙箱 1幅 20000
56 本山彦一書幅　「萬歳」赤紙本横物　喜寿の祝 号・松陰　毎日新聞社社長、熊本出身。 1幅 35000
57 本山彦一一行書　「萬来々々萬々歳」紅紙本 共函　号・松陰　毎日新聞社社長、熊本出身。 1幅 28000
58 徳富蘇峰詩書巻　「大智偈巻」清浦奎吾題 函 1巻 60000
59 徳富蘇峰、阿部無佛書簡巻　（熊本）静巌宛 函　阿部無佛は徳富父子の大江義塾の教師で、国民新聞の副社長から朝鮮京城日報の社長となり、言論界に大きな影響を与えた。書簡は蘇峰が熊本へ伊藤候、井上候らと下向するにあたっての接待の注意をことこまかに指示している。 1巻 65000
60 徳富蘇峰詩書幅 二行 1幅 75000
61 徳富蘇峰書幅 三行　為書有　紙箱 1幅 25000
62 徳富蘇峰書幅 一行　為書有 1幅 25000
63 徳富蘇峰色紙幅　「以古為鑑」 函 1幅 35000
64 徳富蘇峰書簡　朱牟田轍宛　明治四十二年四月二十九日 墨筆　封筒付　国民新聞記者の代筆なれど明治期の書簡は稀。「人事を尽して天命を待つ」という成語の意味の出所について 1枚 55000
65 清浦奎吾書幅 二行 1幅 80000
66 清浦奎吾書幅 二行　五言律詩　少虫 1幅 50000
67 清浦奎吾書簡　小山傳、小山三郎宛 　 4通 25000
68 犬養毅書簡幅 函 1幅 100000
69 池辺義象歌幅 明治天皇御製 1幅 38000
70 池辺義象歌幅 　 1幅 65000
71 池辺義象歌幅 少しみ　紙箱 1幅 25000
72 池辺義象和歌捲り 昭憲皇太后御製　絹本　しみ 1枚 8000
73 池辺義象和歌捲り 二行　絹本　少虫 1枚 8000
74 武島羽衣歌幅 明治天皇御製　紙箱 1幅 25000
75 野田大塊句幅 野田卯太郎 1幅 50000
76 安達謙蔵詩書幅　二行書　広島獄中の詩 　 1幅 65000
77 安達謙蔵詩書幅　三行 　 1幅 55000
78 安達謙蔵詩書幅　二行 紙箱 1幅 45000
79 豊臣秀吉画像幅 　 菱江釣人筆 1幅 100000
80 加藤清正画像幅 　 1幅 100000
81 長崎清人図幅 彩色　紙箱 長藩原灞江画 1枚 80000
82 山田蘆洲肖像画幅 不知火町商人 1幅 50000
83 六歌仙図画幅　双幅　明治期か 少傷み 60000
84 矢野良勝画幅 折れ　虫　再度の表具が必要か 1幅 65000
85 竹富清嘯画幅　山水図　明治期の熊本の画家 函 1幅 120000
86 竹富清嘯自画賛幅　為書有 函 1幅 60000
87 竹富清嘯詩書幅　三行　明治十五年筆 函 1幅 65000
88 津々良一如画幅 時代画　阿蘇人 1幅 100000
89 高橋廣湖画幅 仏画 1幅 80000
90 近藤樵仙画幅 川魚　少焼け 1幅 80000
91 野田鋤雲画幅　雁図 函 1幅 90000
92 野田鋤雲画幅　花鳥図 函 1幅 50000
93 古荘黙妍画賛幅　だるま図か 紙箱 1幅 15000
94 福山紫陽画捲り 　 1枚 15000
95 堀井香坡画幅 　 1幅 45000
96 那須良輔年賀状　昭和五十五年 水彩絵入（猿）　宛名ペーパーで削消 1通 8000
97 松山春秋画幅「深山閉静」 昭和５９年筆 1幅 150000
98 紙雛図幅 　 圭仙画 1幅 55000
99 小杉放庵書簡 小林文治宛　封筒付　墨書便箋１枚　昭和１０年４月２１日 1通 12000
100 小杉放庵書簡 小林文治宛　封筒付　墨書便箋２枚　昭和１１年６月２４日 1通 18000

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