日本の古本屋


日本の古本屋メールマガジン

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     。.:*゜・☆*その8・8月22日号・*:.☆.
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INDEX
・古本拡張計画・
・よくあるお問い合わせについて:詳細を見ることが出来ない・
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■古本拡張計画特集■
みなさんこんにちは。全国的に、いえ、全世界的に異常気象などで大変な事になっていますが、皆様いかがお過ごしですか?
夏休みを取られた方は本は読みましたか。などと聞きつつも、自分はと言うとこの夏休み、積読の冊数をほとんど減らすことが出来ないまま終わってしまいました。

さて、今月発行された東京古書組合の内部機関誌(非売)で、竣工記念号として、竣工式の事や、2003年7月6日〜7月19日まで行われた 『古本拡張計画』が特集されました。
好評だった各種イベントや展示会の様子を古書店や愛書家の視点から生き生きと映し出した各種レポートは、期間中ご来場いただいた方もお越しいただけなかった方もお楽しめるのではないか、と考え、今回は古書月報「竣工記念号」より、古本拡張計画の特集です。
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【オープニングイベントを終えて】 落成記念行事準備委員会

新古書会館が竣工する。そのオープニングを世の中との新しい接点にしていきたい。それが、理事会から私たちに要請された大きなテーマでした。
私たちは、そのコンセプトを「過去からの古書・未来への古書」と考えました。
すなわち、過去から引き継がれている豊かな書物があるように、現在では見慣れていると思っている様々な新しい書物も、しかし未来には懐かしい古書となるのではないか。
この二つを対比させながら、古書店という仕事が、過去ばかりでなく、実は未来にも繋がる仕事であることを示していきたいと思いました。
このイメージを地下の多目的ホールで展示会というカタチにして、その内容をそのまま一冊の書物として出版する。

展示会開催中にいくつかのライブイベントを行う。
私たちは、新古書会館のオープニングイベントをそのように構想し、これに「古本拡張計画」と名づけました。
予定されていた四本のライブイベントも盛況の内に終了し、刺激に満ちた一週間が終わったところでこれを書いています。
市場がサテライトスタジオとなった六日の「ホワイトマン・ショウ=古本ラヂオ」。なぜ本をテーマとしたこんなラジオ番組がないのかと 思ったものです。

八日に開催された「永江朗プロデュース・本屋さんの作り方」では、素人が(誰でも最初はそうですが)、面白そうだ、自分もやってみたい、そう思えない仕事に未来はないことを痛感しました。

小学生を招待した十一日の「詠み聞かせ芝居」のイベントは、こういう催事こそ新刊書店団体や出版社と手を繋ぎながらやっていくものだと教えられました。
十二日に開かれたスズキコージさんの「Tシャツワークショップ」では、壁面がぐるりとコージさんの絵で飾られ、たくさんの親子が描き上げたTシャツが所狭しとつり下げられている。

こんなに自由な古書会館の光景を初めて見ました。
それぞれのイベントに共通していたのは、この新しい古書会館が、新しい人たちとの新しい出会いを重ねることでいきいきしてくるという印象でした。
古書業界の私たちもまた、本の世界の住人です。本の世界には、書く人、作る人(出版業界)、売る人(書店業界)、そして読者がいます。
古書業界はそうした隣人と多様な接点を作り、協働を考えていくことに、あまり積極的ではありませんでした。
この一週間、ここには沢山の隣人たちが訪れました。息をのんでお話を聞き入る子供たちや、自分で描き上げたTシャツを持って記念撮影する親子、とにかく今まで見たこともない姿がありました。
実は、一連のイベントを運営しながら、これをなぜ古書組合の単独主催で行っているのかと違和感を覚えるようになりました。
それは、隣接する本の世界の人たちともっと繋がることで、協働による新しい信頼関係の構築、多様なイベントや新しいタイプの共同の販売会、そこからの新しい顔との出会い、そんな可能性の芽が膨らんでくるのではないかという予感でもありました。

もちろん言うは易しであることは言うまでもありません。
そのことは、8人のスタッフが骨身に沁みてとことん理解しているところです。
しかし、このオープニングイベントは、新会館がどんなに綺麗になったかを示す一週間ではなく、新会館にはいくつもの扉があり、様々な可能性と繋がるコンセントが用意されていることを私たちに教えてくれました。

【展示会レポート】
「過去からの本、未来への本」
――『古本カタログ』掲載品展――
http://www.kosho.ne.jp/project/f_cat.htm

乱歩が蒐めた書物展」
http://www.kosho.ne.jp/project/ranpo.htm


【イベントレポート】
ホワイトマンショー「古本ラヂヲ@古書会館」
http://www.kosho.ne.jp/project/white.htm

永江朗プロデュース/トークライブ「本屋さんの作り方」
http://www.kosho.ne.jp/project/talk.htm

詠み芝居「怪人二十面相」
http://www.kosho.ne.jp/project/shibai.htm

コージズキン's 「Tシャツ工房」
http://www.kosho.ne.jp/project/koji_t.htm

コージズキン's 「トークショー
http://www.kosho.ne.jp/project/koji_show.htm

【古本拡張計画レポート特集】
http://www.kosho.ne.jp/project/
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■お問い合わせ窓口から■
「日本の古本屋」管理チームに利用者の方々より利用方法に関する
様々なお問い合わせを頂いております。
システム上のお問い合わせで重要度の高いご質問について不定期に解説させていただくコーナーです。今回は

【Q:詳細表示をクリックしても詳細が出ないのですが】

というご質問にお答えしたいと思います。

まず、この現象は、ノートンインターネットセキュリティ(Norton Internet Cecurity)をご利用の場合に起こることが多いようです。
これを解除するために下記の手順をお試し下さい。
詳細をご覧いただけるかと思います。(この手順はインターネットセキュリティ2003を元に作成しております)

<設定方法>

1.Windows上で起動しているすべてのソフトを停止する。
2.Norton Internet Securityを起動する。
3.「オプション」をクリックし、プルダウンメニューのなかより 「Internet Security」を選ぶ。
4.Norton Internet Securityオプションの画面より「Webコンテンツ」 タブをクリックする。
5.「サイトを追加」ボタンをクリックする。
6.「新しいサイト/ドメイン」ウィンドウが現れるので、「www.kosho.or.jp」と入力し「OK」をクリックする。(デフォルト)以下、数多くのサイトが並ぶ中に「www.kosho.or.jp」が追加される。)
7.www.kosho.or.jpをクリックする。
8.「グローバル設定」タブの中の「表示したサイトについての情報」項目の「デフォルト設定を使う」というチェックボックスを外し、その直下の「許可」を選択する。
9.「ユーザー設定」タブの中の「Cookies」項目の「デフォルト設定を使う」
というチェックボックスを外し、その直下の「許可」を選択する。

10.「OK」をクリックし、Norton Internet Securityを終了する。

*5〜9を「www.kosho.jp」でも行って下さい。

※なお、上記作業をWindows XP/2000で行う場合は、必ずAdministrator
ユーザで設定を行ってください。


各バージョン等によって、設定が異なる場合が御座いますので、ご不明な点はシマンテック社にご確認下さい。
http://www.symantec.com/region/jp/techsupp/support_options.html


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