東京古書会館 100年記念

東京古書組合所蔵資料展 開催のお知らせ

2015年9月18日


神田古書店街に、東京古書会館の前身である東京図書倶楽部がオープンして来年2016年で百年となります。


これを記念して、ささやかではありますが、東京古書組合が所蔵している戦前から戦後にかけての古書目録・展覧会目録や市場の相場表、戦時中の「公定価格表」など様々な資料を展示いたします。

一つひとつの資料は、変哲もない古本屋の日常業務の断片にすぎませんが、並べるてみることで、何か見えてくるものもあるかもしれません。


期間: 2015年10月15日(木)〜10月21日(水) 11:00〜18:00
場所: 東京古書会館 2階情報コーナー (入場無料)
資料展チラシPDF (約1MB) ダウンロード





■古書目録■
明治期からあった古書の通信販売。古書店の重要な販売手段のひとつとなるのは関東大震災以後といわれます。ここでは戦前の目録を中心に、東京のみならず日本各地の目録を展示します。












■古書即売展目録■
「古本まつり」などの名称でおなじみの古書即売展。こちらも明治に始まりますが、関東大震災後「モダン東京」の時代に戦前の最盛期を迎えます。その頃の目録を中心に展示します。












■公定価格関係■
昭和13年「国家総動員法」制定。その影響は古本屋にも。物価統制は古書にも及び、当局から公定価格制を求められます。多くの古書店主が集まり、苦労して作り上げた古書の「公定価格表」を展示します。








■古書市場の相場表■
古書会館は基本的には業者のための古書の競り市を開催するための建物です。百年間、ほぼ途切れることなく市場が開催されてきました。そこでの取引相場は、いつの時代も古書業者最大の関心事。相場表も長く作り続けられてきました。












■売り立て目録■
今ではあまりみられなくなった「売り立て」。資産家や旧家所蔵のコレクションを一堂に陳列して行うオークション。美術品によく見られる販売方法ですが、古書でも行われ、東京古書会館(東京図書倶楽部)でも開催されました。













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