「寺山修司、中城ふみ子、中井英夫ーー現代短歌の出発展」

2017年4月17日


「寺山修司、中城ふみ子、中井英夫ーー現代短歌の出発展」


 昭和二十九(一九五四)年、『短歌研究』編集長であった中井英夫は、前年に齋藤茂吉、釋迢空の二巨星が亡くなったことを受け、「五十首應募作品」を企画し、中井一人で選をしました。それにより中城ふみ子「乳房喪失」(第一回)、寺山修司「チェホフ祭」(第二回)が相次いで登場しました。 この度、中井英夫の遺品から、中城、寺山それぞれの未発表短歌が発見されました。六十三年ぶりに陽光を浴びる二人の新作です。特に寺山はデビュー作「チェホフ祭」の未発表作になります。 当時の貴重な資料と共に、「いいものをいち早く見てとる眼を持っていてほとんど誤らない」を自負した中井英夫が見いだした現代短歌の起点をご紹介します。

「寺山修司、中城ふみ子、中井英夫ーー現代短歌の出発展」(主催:寺山、中城、中井展実行委員会、協賛:東京古書会館、短歌研究社)

会期:4/18(火)〜5/1(月) 10時〜18時 ※日曜、祝日は休館
場所: 東京古書会館 2階情報コーナー (入場無料)



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