東京古書組合

展示概要

 SF作家・横田順彌(1945-2019)。その業績は、ひとことでは言い表せぬほど広範かつ深いものでした。

 抱腹絶倒の「ハチャハチャSF」。実在の人物や当時の風俗を描き抜いた「明治SF」。独自の語り口で現物より面白いと言われた「古典SF研究」。日本SFの祖とも言われる人物の生涯を明らかにした「押川春浪研究」。その仲間たちを紹介し大河ドラマ『いだてん』の礎とすらなった「〔天狗倶楽部〕研究」。明治という時代の風俗や出来事そのものに注目した「明治文化研究」。自らの趣味に立脚した「古書研究」……。

 

 それらの他にも、リリカルなファンタジイや児童向けSF、読者をSFの世界へ誘った『SF事典』や仁侠SF、日本の黎明期野球史研究や飛行機開発史研究など、多角的に活躍しました。

 SF界では「ヨコジュン」の愛称で親しまれ、日本SFファンダム初期から活動。若き日にはアイドル的な扱いすらされていました。日本古典SF研究会では、豊富な知識で仲間に知識を分け与えつつ、決して偉ぶるところはありませんでした。

 落語が好きで、大学時代は落語研究会に所属。SF大会のステージで落語を披露したこともありました。プロ野球は中日ドラゴンズのファンで、ドラゴンズに関するエッセイも書いていました。

 

 これらさまざまな分野で、直接・間接にその影響を受けたとか恩恵を受けたという方は多いことでしょう。惜しくも2019年1月に急逝しましたが、本展示はその人生と功績を、なるべく多方面から紹介するものです。「横田順彌」という人物の一部側面しか知らなかったという方もおられるでしょう。是非ともその多才振りをご覧下さい。

 

日本古典SF研究会会長・北原尚彦

 


【来場者プレゼント】

横田順彌氏の作品の中で、今も多くのファンに愛されているフレーズがあります。


「朝だ。雨が ふっている。朝だ雨(アサダアメ)だ。」

(「おたまじゃくしの叛乱」より)


アサダアメ=浅田飴


そこで本展示では株式会社浅田飴様のご協力により、

10月11日(金)/12日(土)/19日(土)の3日間限定で、

浅田飴 プロポリスマヌカハニーのど飴VC」をご来場された方にプレゼントいたします。

(各日先着100名/定数に達し次第終了)

 


 

期間
2019年10月11日(金)~19日(土)(日曜・祝日休館)
開場時間
10時~17時
場所
東京古書会館 2階 情報コーナー MAP
入場料
無料

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