没後80年記念
探偵作家・大阪圭吉展　開催2025年7月11日（金）～26日（土）

2025.06.03

開催にあたり

「没後８０年記念　探偵作家・大阪圭吉展」を開催いたします。旧家に保存されている原稿・執筆メモ、
交友関係者からの手紙・書簡、全著書を中心に展示を行います。この機会に大阪圭吉の魅力を再認識、
仕事・交友関係を広く知って頂けますと幸いです。

大阪圭吉（おおさか・けいきち）

1912（明治45）年3月20日、愛知県新城市生まれ。本名・鈴木福太郎。別名・大阪圭吉、岬潮太郎。
1932（昭和7）年、甲賀三郎の推薦で『新青年』に「デパートの絞刑吏」を発表してデビュー。以後、『新青年』『ぷろふいる』を中心に短編探偵小説を発表。1936（昭和11）年に初の単行本『死の快走船』（ぷろふいる社）を刊行。
1942（昭和17）年、上京して日本文学報国会に勤務。翌年、応召。満州からフィリピンへと転戦し、1945（昭和20）年7月20日、ルソン島で病死。享年33。

主な展示内容

【自筆資料からみる大阪圭吉】
鈴木家旧蔵の直筆原稿・執筆メモ
【著書からみる大阪圭吉】
［戦前刊行書］
死の快走船・海底諜報局・ほがらか夫人・香水夫人・ここに家郷あり・人間燈台・仮面の親日
［戦後～現在刊行されている書籍］
とむらい機関車・創元推理文庫　他
［作品掲載雑誌］
新青年・ぷろふいる・キング・戦線文庫・満州良男・改造　他
【交友関係からみる大阪圭吉】
江戸川乱歩・小栗虫太郎・海野十三　他、大阪圭吉宛の手紙・書簡