大尾侑子『地下出版のメディア史』展
開催記念トークイベント
地下出版のなかの珍書・奇書を語る!
――自由の探求/抑圧への叛逆
島村輝×大尾侑子定員に達しましたので募集は終了いたしました
12 月 10 日(土) 13時30分開場 / 14時開演
【会場】東京古書会館 7階 千代田区神田小川町3-22
【料金】無料 【定員】50名(お申し込み多数の場合は抽選)戦前の日本の地下出版文化において、梅原北明を中心とするさまざまな「裏」知識人たちが
珍書・奇書を世に送り出し、全国の読者に届けようとしました。そのエネルギーの源は
何だったのでしょうか。そしてその珍書・奇書はどのようなもので、現代のわたしたちに
とってどんな意味をもつのでしょうか。『地下出版のメディア史』著者の大尾侑子さんと、
プロレタリア文学研究を中心に、エロ・グロ関連雑誌『変態・資料』『グロテスク』『談奇党/
猟奇資料』等の復刻を監修した島村輝さんのお二人に濃厚な地下出版トークを繰り広げて
いただきます! 乞うご期待!【登壇者】====================================
◇島村輝(しまむら・てる)
フェリス女学院大学文学部教授。日本近代文学会代表理事。 専門は日本近現代文学・
藝術表象論。主な著書に、『臨界の近代日本文学』(世織書房、1999年)、『アジアの
戦争と記憶』(共編著、勉誠出版、2018年)、『小林多喜二の代表作を読み直す (読み
直し文学講座)』(かもがわ出版、2021年)などがある。エロ・グロ関連雑誌『変態・
資料』『グロテスク』『文藝市場』『カーマシヤストラ』『談奇党・猟奇資料』の復刻版を監修。◇大尾侑子(おおび・ゆうこ)
東京経済大学コミュニケーション学部准教授。2014年、東京大学大学院学際情報学府博士
後期課程満期退学、博士(社会情報学)。主要業績に、「デジタル・ファンダム研究の射程─
─非物質的労働と時間感覚にみる「フルタイム・ファンダム」」(『ポストメディア・セオ
リーズ――メディア研究の新展開』ミネルヴァ書房、2021年)、「「白ポスト」はいかに
“使われた”か? ──1960-70年代の悪書追放運動におけるモノの位相」(『マス・コミュニ
ケーション研究』100号、2022年)など。
■開催概要
『地下出版のメディア史』展——珍書屋から辿る軟派出版の世界[主催]慶應義塾大学出版会 [共催]東京都古書籍商業協同組合
◆展示会最新情報は慶応義塾大学出版会noteからご確認ください
【日時】11月30日[水]—12月14日[水]
【休館日】日曜・祝日
【開館時間】10:00~18:00 ※土曜17:00 まで
【会場】東京古書会館 2階情報コーナー アクセスマップ
【料金】無料